コラム
出来ない!!から、やってみる!!子へ
2020年12月25日
2学期末の体育テストが今日終わりました。
年少クラスは逆上がりがテスト項目です。
先生に補助してもらって頑張る子
自分で逆上がり出来る子
先生に補助してもらっても怖がる子
『疲れたから出来ません』と言ってしまった子
どんな子も、何度か繰り返し練習していくうちにどんどん上達するものです。
怖がっていた子も慣れてくると怖くなくなっていきます。
でも・・・
『出来ません』と言ってしまうとそこで終わってしまいます。
私はその子に、『今は出来ないけど、これから出来るようになるんだよ!疲れているのはみんな一緒。出来ないって言わないでやってみよう』とお話しました。
納得できなかったようですが、何度か繰り返すうちに怖くなくなってきたようで・・・
その後の跳び箱のテストでは泣き言を一言も言わず何度も頑張っていました。
このようなケースでは、私たちの関わり方がとても重要になってきます。
叱ってもダメ、慰めてもダメ、なだめても、甘やかしてもダメなんです。
自分で頑張るように声掛けと少しお手伝いしてあげる。
少し出来るようになったら大げさではなくさりげなくほめてあげる。
その子の成長はゆっくりかもしれませんが、次のステップに一歩踏み出したような気がします。
出来ない・・・けど頑張ってみる!やってみる!と思える子に育てていくことが私たちの使命なんです。
園長